下水道の維持管理
問い合わせ番号:10010-0000-0360 登録日:2017年7月3日
私たちは排水をスムーズに流すため、下水道管の中にゴミや土砂がたまらないように、定期的に点検し、清掃を行っています。
また、下水道管は長い間の使用、地盤変動等により強度の低下、破損、ズレなどが生じます。
しかし、下水道管は大部分が道路などの地下に埋設されているため、地上から見ただけではその状況が把握できません。
そこで、マンホールや管の状態を鏡や専用のテレビカメラ等を使用して調査します。
そして、破損等が見つかった施設は、その状況に応じて施設の補修や新たに下水道管を入れ替えたりします。
下水道施設を長く使用するために
私たちの生活環境を快適にしてくれる下水道とお付き合いするには、下水道を詰まらせる原因となるものを流さない、処理しにくいものは流さないなど、きちんとしたマナーが必要です。
また、市内の一部で、ポンプを使用して汚水を流している区域があります。
異物による詰まり、危険物による劣化、雨水の流入による過運転などが原因でポンプが故障すると、道路や宅地内から汚水が溢れ、市民の生活に重大な影響を与えるおそれがあります。
大切な施設だからこそ、正しく使うよう心掛けましょう。
雨水を汚水管に流さないでください
本市の下水道は、汚水と雨水を分けて流す分流式のため、雨水を汚水管に接続して流すことはできません。
屋外の汚水ますのフタを開けるなどして雨水を流してしまうと、汚水処理に悪い影響が生じます。
注:定期的にますの蓋を開けて、排水溝のつまりなどを点検し、清掃してください。
天ぷら油をそのまま流すのはお止めください
台所の流しから直接使用済みの油を流すと、下水道管を汚し、詰まりや悪臭の原因になります。
また、下水処理を困難にして川や海を汚します。
廃食用油の回収に出すか、紙でふき取るなどして燃えるごみとしましょう。
洗剤は適量に
リンは、下水処理によってもなかなか除かれず、川や海に流れ込みます。リンは赤潮の発生など海を汚す原因の一つと考えられています。計量カップなどで適正量を計って使いましょう。
異物は流さないでください
紙おむつや硬い紙などをトイレに流すのは、排水パイプを詰まらせたり、ポンプ施設が故障する大きな原因となります。柔らかい紙以外のものを流さないようにしましょう。
危険物は流さないでください
ガソリン、シンナー、石油、アルコール類など揮発性の高い危険物を流すと爆発の危険があるので絶対にやめましょう。
このページに関する問い合わせ先
所属課室:上下水道局 下水道施設課 下水道維持担当
電話番号:0463-81-4114