水道水ができるまで
問い合わせ番号:10010-0000-0640 登録日:2020年2月19日
水道水ができるまで
水道水の水源はなに?
秦野市の水道水は、地下水盆に蓄えられた地下水、河川水を主な水源としており、一部神奈川県から水(県水)を受水しており、その比率は、地下水7割、河川水1割、県水2割となっています。では、それぞれどんな特徴を持っているのでしょうか?
【地下水について】
丹沢山地に降った雨などが地下に浸み込み、ゆっくりとしたスピード(1日に1メートル程度)で移動し、自然ろ過できれいになりながら、地下にたまっていきます。
また、地中に浸み込んでいく途中で、カルシウムやマグネシウムなどの適度なミネラル分が溶け込んでいくため、まろやかで、清涼感のある水となっています。
このきれいな水を取水場で汲み上げた後、配水場を経由し、皆様の家庭へお配りしています。
【河川水について】
丹沢から流れる水無川や四十八瀬川の水を水源としています。
秦野市では、河川の上流から取水しているため、原水が非常にきれいなのが特徴です。
この水は、取水場で汲み上げた後、浄水場、配水場を経て、皆様の家庭へお配りしています。
・ 表流水とは
河川や湖沼の地表面を流れる水のことをいいます。
秦野市では水無川上流から取水している水が表流水にあたり、水道水源となる河川水のうち、 約9割を占めています。
・ 伏流水とは
河川や湖沼の地下を流れる水のことをいいいます。
秦野市では四十八瀬川上流から取水している水が伏流水にあたり、水道水源となる河川水のうち、約1割を占めています。
【県水について】
県水は、丹沢湖からの酒匂川水系の水を伊勢原浄水場で浄化した水であり、秦野市では地形的に水源が少ない地域や、朝・晩など水道水の使用量が多くなる時間帯にも安定した給水を行うため、神奈川県から受水し、不足分を補っています。
また、県水は、災害時の非常用水源としての役割も備えており、秦野市が水道事業を運営していくうえで、必要不可欠な水です。
※ 水道水のおいしさについては個人差がありますが、イベントなどで「利き水」を実施し、「地下水、河川水及び県水を飲み比べて、どの水が一番おいしいか」についてアンケートをしても、それほど大きな差はなく、普段飲み慣れている水道水を好む方が多いようです。
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所属課室:上下水道局 経営総務課 総務担当
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