災害対策
問い合わせ番号:10010-0000-0675 登録日:2021年2月12日
大地震が起こると、水道管の破裂や寸断だけではなく、停電で取水ポンプや送水ポンプなどの電気を使う設備が止まり断水することがあります。
そのため、皆様には、できるだけ飲料水や生活用水の汲み置きをお願いします。
なお、断水が復旧した直後、多くの方が一斉に水を使われると、赤水やにごり水を誘発することがあります。まずは、汲み置きしてある水からお使いいただくようにお願いします。
水道からにごり水が出た際は、少しの時間使用を控えていただき、きれいになってからご使用ください。ご協力をお願いします。
対処法
- 赤水やにごり水が出たとき・・・トラブル対処法(にごり水)
緊急貯水槽の緊急遮断弁を復旧した時や自家発電設備を切り替えたときなどに起こります。 - 道路上の漏水を発見したとき・・・トラブル対処法(道路上の漏水)
水道管が破裂したときなどに起こります。 - 自宅の敷地内で漏水を発見したとき・・・
水道管が破裂したときなどに起こります。
- 市上下水道局0463-83-2113にお電話ください。
- 指定給水工事事業者(工事店)に電話してください。
上下水道局では、被害を最小限に抑えるために、古くなった水道管を地震に強いものに交換したり、自家発電設備を整備したりするなど、計画的に施設整備を進めています。
しかし、大地震による水道管への被害は、避けられないのが現状です。
ご家庭でも飲料水の備蓄をお願いします
大人1人に必要な1日当たりの飲料水は、最低3リットルといわれています。
万一に備えて、保存が可能なペットボトルなどの飲料水を備蓄してください。目安としては、1人当たり9リットル(最低3日分)程度です。
また、水道水をポリ容器などで備えるときは、清潔な容器に口元まで入れ、塩素による消毒の効果が消えにくくなるように、涼しく暗い場所で約1週間を目安に入れ替えながら保存しましょう。
なお、浄水器などをご利用の場合、塩素による消毒の効果がなくなりますので、毎日、入れ替えた方がよいでしょう。
ぜひ「おいしい秦野の水」をご活用ください。
お風呂のお水も有効利用
災害時には、お風呂の残り湯もトイレなどに利用できます。お風呂に入った後、お湯は抜かずにためておきましょう。
応急給水
水道施設の事故や故障により、断水が広い範囲で発生した場合には、直ちに対策本部を設置します。施設の復旧に全力を上げるとともに、断水地域への広報活動及び給水車を出動させます。
日ごろ、清潔なポリ容器などを備えておくと、給水車から水を受けるときに便利です。
災害時応急給水拠点
非常用飲料水貯水槽が設置されています。
(単位:立方メートル)
地区 |
所在地 |
容量 |
地区 |
所在地 |
容量 |
---|---|---|---|---|---|
本町 |
本町小学校 |
70 |
大根 |
鶴巻小学校 |
70 |
末広小学校 |
70 |
大根中学校 |
70 |
||
南 |
南小学校 |
70 |
広畑小学校 |
60 |
|
南が丘小学校 |
70 |
西 |
西中学校 |
70 |
|
総合体育館 |
100 |
渋沢小学校 |
60 |
||
東 |
東小学校 |
70 |
堀川小学校 |
70 |
|
北 |
北小学校 |
60 |
上 |
上小学校 |
60 |
|
|
|
|
計 |
970 |
注:1立方メートル=1000リットル
秦野市総合防災訓練 (令和元年9月1日実施)
上下水道局では、毎年秦野市総合防災訓練に参加しており、令和元年度は南中学校で「給水車」、「移動式の給水パック製造機」を使用し、応急給水活動の訓練を行いました。
給水車による応急給水活動
給水車には、ポンプ機能が装備されており、災害時には、病院等への給水活動を行います。今回の訓練では、給水車に給水用ホースを取り付け、飲料水の供給を行いました。
移動式の給水パック製造機による応急給水活動
移動式の給水パック製造機は、災害時に非常用飲料水が不足している避難所等へ、給水パック製造機を運び、給水活動を行うことができます。今回の訓練では参加された方に、実際に製造するところを見学していただき、給水パック(1リットル)をお配りしました。
このページに関する問い合わせ先
所属課室:上下水道局 水道施設課 水道維持担当
電話番号:0463-83-2113