秦野市のGAP
問い合わせ番号:10010-0000-1239 更新日:2023年8月14日
「GAP」とは、安全・安心への道しるべ
消費者の「食の安全」に対する関心が高まる中、農業者も常に安全で安心な農産物を提供するため、様々な努力を続けています。そして、この食の安全・安心を確保するための手法として広まりつつあるのが、“GAP”(農業生産工程管理)と言われる手法です。
「GAP」とは、指差し確認!
農作物が出荷されるまでには、たくさんの作業の工程があります。生産者は常に安全・安心な農産物を送り出すことを念頭に作業に当たりますが、人間ですから、たくさんの作業工程の中では「うっかり」もあります。しかし、その「うっかり」は、人の生命の源である「食」を送り出す生産者には許されることではありません。そこで、各作業を間違いがないように一つひとつチェックする、いわば「指差し確認」がGAPといわれる手法なのです。
GAPがもたらす波及効果
GAPのチェックシートは、生産者が「こんな失敗があったから、これからはこんなところに気をつけよう」という話し合いをしながら作り上げていきます。
安全・安心な農産物を出荷するためのリスク回避以外にも、GAPは環境にやさしい農業の実現、農業者の安全の確保、品質の向上、農業経営等に関するチェック項目を入れることができます。さらに、チェック項目の見直しを繰り返し行うことで、実態にあったさらに精度の高いチェックリストとなります。
秦野市の取り組み 「秦野優良農産物等登録認証制度」
地場農産物の付加価値化を目指して「秦野優良農産物等登録認証制度」を実施しています。
『GAP(農業生産工程管理)手法』を導入した農産物等は、審査機関の一定基準をクリアし「優良農産物」として出荷・販売されています。
このページに関する問い合わせ先
所属課室:環境産業部 農業振興課 農業支援・鳥獣対策担当
電話番号:0463-81-7800