秦野の森林について
問い合わせ番号:10010-0000-1304 登録日:2020年9月29日
森林の現状
秦野の森林は、かつて市民の生活と密接に結びついており、「里山林」である里山の雑木林では「薪」や「炭」の燃料を供給する資源として、また落葉はタバコ生産のための堆肥として利用されていました。
しかし、都市化の進展とともにタバコの生産は減少し、昭和30年代のエネルギー革命によって、薪炭林としての利用が減少したことによって管理の放棄された森林など、その多くが荒廃化しつつあります。
本市では、森林の現状及びこれからの森林づくりを計画した、はだの森林づくりマスタープランを平成11年度に作成し、「持続可能な森林づくりと自然の共生」を目標に森林及び里山林の保全再生に取り組んでいます。
マスタープランの概要はマスタープランの概要(PDF/6MB)からご覧になれます。
森林の所有形態別面積(平成16年度版神奈川農林水産業動向年報より)
所有形態 |
面積(ha) |
面積比率 |
|
---|---|---|---|
国有林 |
663 |
12.0% |
|
公有林 |
県有林 |
709 |
12.9% |
市有林 |
72 |
1.4% |
|
財産区有林 |
314 |
5.8% |
|
私有林 |
3724 |
67.9% |
|
合計 |
5482 |
100% |
民有林(立木地)の樹種別面積(平成16年度版神奈川農林水産業動向年報より)
樹種 |
面積(ha) |
面積比率 |
---|---|---|
スギ |
1099 |
22.8% |
ヒノキ |
996 |
20.7% |
マツ |
15 |
0.4% |
広葉樹 |
2526 |
52.4% |
その他 |
182 |
3.7% |
合計 |
4819 |
100% |
森林の持つ公益的機能
森林には、いくつかの公益的機能があります。
水源かん養機能
いわゆる緑のダムのことです。森林土壌には、非常に多くの隙間があり、これが貯水槽となり、ダムとおなじ役割を果たしています。
土砂流出防備機能および土砂崩壊防止機能
自然現象などによる土砂崩壊及び土砂流出などの災害や表面侵食など山地の荒廃化を防止し土地を保全する機能のことです。
保健休養機能
森林浴など、森林内でのレクリエーション活動など保健、文化及び教育活動に寄与する機能があります。
大気浄化機能
二酸化炭素を吸収、固定し、酸素を供給する機能があります。
このページに関する問い合わせ先
所属課室:環境産業部 森林ふれあい課 森林ふれあい担当
電話番号:0463-82-9631