美術館ワクワク探検Vol.11~20
問い合わせ番号:10010-0000-2079 登録日:2022年12月13日
Vol.20 「ガラスアート ガラス絵体験教室」
2014年8月16日(土曜日)に、子ども向け創作講座『美術館ワクワク探検』が開催されました。
20回目となる今回は、『ガラスアート ガラス絵体験教室』と題し、ハガキサイズのフォトフレーム(市販・既製品)に使われているガラス板に、水彩絵の具で好きなイメージや夏の思い出など、思い思いの絵を描き、世界に一つだけのガラスアートを制作しました。
今回の教室の講師は、「美術活動を通じて秦野の美術文化の向上を図り、地域社会に貢献することを主眼」として活動されている、秦野美術協会(会長 磯 健太郎)の会員5名を講師に、ガラス絵の作成から絵画指導までをお願いしました。
また、制作の前後には、2014年8月6日から常設展示室で開催中の「DESIGN展 宮永岳彦の視点」を鑑賞し、美術館ギャラリースタッフから説明を受け、作品及び秦野市ゆかりの宮永岳彦画伯のことについて勉強しました。
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宮永岳彦さんの絵を、初めて見た子もいました。「これが美術館かぁ」
いよいよ、ガラスアートの制作です。
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4ここは、こうするとイイよ・・・。 |
参加した子どもたちは、
「ガラスに、絵の具で絵が描けることを知らなかった。」
「絵筆を使うこと自体、あまり経験がなかったけど、絵を描く事、美術作品を作るということに、興味が持つことが出来たよ。」
「秦野美術協会の先生達が、ガラス絵の描き方だけでなく、絵自体の描き方についても、優しく丁寧に教えてくれて、勉強になったよ。楽しかった。」
と、最後まで制作を頑張りました。
素敵な、ガラスアートが完成!
秦野美術協会の先生たち、ありがとう。みんな、お疲れさまでした。
Vol.19 「石ころアート-石ころアート 石で作ろう 夏の思い出-」
2013年8月17日(土曜日)に毎年恒例の子ども向け創作講座『美術館ワクワク探検』が開催されました。
19回目となる今回は、様々な形の石にアクリル絵の具を使って昆虫や草花、友達や動物などいろいろなものに変身させるというとても楽しいワクワク探検でした。
最初にスタッフから美術館で絵を鑑賞する際の注意点や今回の新展示の説明を受けたあと、全員で常設展示室で「美への憧憬」を鑑賞しました。自分より大きな絵に驚いたり、きれいな絵に「すごいね」の声が聞こえます。
子どもたちは普段見ることが出来ない作品の数々に大感激の様子でした。
そしていよいよ石ころアートの製作です。石をどんなふうに変身させたいか考えて、自分の描きたいものを表現しようと、絵の具を混ぜ合わせて工夫したり、石を組み合わせてみたりと子どもたちの瞳は真剣できらきらしています。
完成した箱は、こんなにすてきな石ころアートの世界になりました。どの作品も石ころが変身してとても楽しそうにならんでいます。
暑い一日でしたが、最後まではがんばった子どもたちは満足そうな元気いっぱいの笑顔でした。
Vol.18 「トランスパレントペーパーで紙のステンドグラスを作ろう」
2012年8月25日(土曜日)に毎年恒例の子ども向け創作講座『美術館ワクワク探検』が開催されました。
18回目となる今回は、常設展示室で開催中の「宮永岳彦 画道一筋 ―ひたむきな探究 あふれる美―」で展示されている作品の中から背景にステンドグラスが描かれているものに注目し、トランスパレントペーパーを使って紙のステンドグラスを制作しました。
最初にスタッフから美術館で絵を鑑賞する際の注意点、ステンドグラスについての説明を受けた後、全員で常設展示室に行き、宮永作品を鑑賞しました。
鑑賞の後は、ステンドグラスの制作開始です。今回は、光を透す半透明の紙(トランスパレントペーパー)を折り紙のように折って重ねていき、星型のステンドグラスを作りました。
紙の色、折り方などを変えると様々なバリエーションができます。
はさみやカッターを使用しないので、比較的年齢の低い子どもでも安心して制作を楽しめました。
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配色に工夫をこらした個性溢れる自分だけのステンドグラスが完成。
完成した作品を光に透かすと、思いもよらぬ美しい色や幾何学模様が現れ、「わぁ、きれい!」と感嘆の声が上がりました。
どの作品からも豊かな色彩感覚が感じられ、ひとつひとつが宝石のようなまばゆい光を放っていました。子ども達の意欲と笑顔もひときわ輝いていたひとときでした。
夏の強い日差しがアートに変身
Vol.17 「出してうれしいもらってうれしい年賀状作り」
2010年12月18日(土曜日)に17回目となる子ども向け創作講座「美術館ワクワク探検」が開催されました。
17回目となる今回は、「出してうれしい もらってうれしい 年賀状づくり」というテーマで、ウサギ型の年賀状やポップアップカードなどで、オリジナルの年賀状を制作しました。
最初に、スタッフから美術館で絵を鑑賞する際の注意点が説明された後、常設展示室に行き、宮永作品を鑑賞しました。
また、作品にちなんだクイズが5問出題され、参加者は作品を注意深く見ながら問題に取り組みました。
展示室の鑑賞後は、ウサギ型の年賀状、ポップアップカード、切り絵、スタンプ制作のブースに別れ、参加者が思い思いの年賀状の制作に取り組みました。
最後に、参加者から美術館への年賀状を制作していただきました。参加者の皆さんが作ったすてきな年賀状は、美術館で展示しますので、ぜひ美術館へお越しください。
Vol.16 「レコードジャケットを描いてみよう」
2010年8月21日(土曜日)に16回目となる子ども向け創作講座『美術館ワクワク探検』が開催されました。
今回は、常設展示室の企画展「宮永岳彦 色彩のシンフォニー」が、フラメンコや楽器を演奏している美人画、またレコードジャケットなど音楽に関する作品を展示していることにちなみ、流れる音楽を聴きイメージしたデザインをレコードジ
ャケットに見立てた画用紙に描き、オリジナルのレコードジャケットを制作しました。
最初に、スタッフから美術館で絵を鑑賞する際の注意点が説明された後、常設展示室に行き、宮永作品を鑑賞しました。
展示室の鑑賞後は、レコードの実物やレコードから流れる音楽を鑑賞しました。
そして、描くための技法についてスタッフが説明を行ったあと、実際に流れる音楽を聞き、各自が流れる曲から想像したデザインや風景を描きました。
最後に曲名が書かれた紙と、レコード型の修了証が手渡され、自分だけのレコードジャケットが完成しました。曲はホルストの「木星(ジュピター)」を聴きましたが、それぞれ違う色やデザインが描かれており、みんなの感性が光る作品ができました。
Vol.15 「木の実で作ろう森のクリスマス」
2009年12月19日(土曜日)に、『子ども向け創作講座 美術館ワクワク探検』が開催されました。15回目となる今回は「木の実で作ろう 森のクリスマス」と題し、どんぐりや松ぼっくりなどを使い、動物のクリスマスをイメージしたオブジェなどを制作しました。
最初に常設展示室にて開催中の「Landscape 宮永岳彦の描く風景」を参加者全員で鑑賞しました。参加者はギャラリースタッフと共に「子ども向けセルフガイド」を使用して、絵画鑑賞のポイントなどを聞きながら展示室を観て回りました。
鑑賞後は市民ギャラリーに会場を移し、みんなで用意された木の実や枝を使って思い思いの動物のクリスマスオブジェを創作しました。
最後に、松ぼっくりを使ったクリスマスオーナメントを一人ずつ制作し、木の実や枝で作ったクリスマスツリーに飾りました。みんな制作に夢中で、あっという間の時間だったようです。
Vol.14 「ウィンター・スペシャル」
2008年12月21日(日曜日)に、恒例の『子ども向け創作講座美術館ワクワク探検』が開催されました。14回目となる今回は「ウィンター・スペシャル」と題し、1つのテーマに沿って制作するという通常のスタイルを少し変え、複数のテーマのブースを参加者が自由に制作しながら回る、という形で行いました。
最初に常設展示室にて開催中の「多才 宮永岳彦」を参加者全員で鑑賞しました。作品鑑賞のポイントやヒントを分かりやすく紹介した当館発行の「子ども用セルフガイド」を使用し、参加者はギャラリースタッフと共に意見や感想を話しながら興味深く展示室を観て回りました。
鑑賞後はいよいよ制作開始です。ブースは「ミニリースで作るクリスマスオーナメント」、「ポップアップカード」、「キャンドル」、「スタンプを使ってつくるカード」の4つを用意。参加者は各自やってみたいブースから自由に回り、思い思いの作品を制作していきました。用意してあるリースの土台に、綿やボタン、カラーワイヤーや色のついた紙ヒモ等をグルグルに巻き付けたオーナメントや、開けるとプレゼントの箱の中から動物が出てきたり、暖炉の中からサンタクロースが飛び出るポップアップカード。カラフルな色を使って作ったキャンドルや、構図を自分で考え、好きな図柄のスタンプを押して制作したカードなど、様々な作品が出来ました。
「ポップアップカード」の制作
スタンプを使ってつくるカード
終了後は自分のお気に入り作品と一緒にクリスマスツリーの前で記念撮影。アートを通し、心温まる冬のひとときを過ごしました。
Vol.13 「思い出をオブジェにして残そう」
2008年8月26日(火曜日)・27日(水曜日)に、恒例の子ども向け創作講座『美術館ワクワク探検』が開催されました。13回目となる今回は、「夏のオブジェを作ろう!」と題し、参加者自身が持参した今年の夏の思い出の品を材料として立体作品を制作しました。
初めに常設展示室で開催中の「多才 宮永岳彦」展を全員で鑑賞しました。洋画家・宮永岳彦は、美術団体・二紀会に所属し、毎年二紀展に油彩作品を出品する一方、松坂屋百貨店宣伝部でポスターやダイレクトメール、ウィンドディスプレイを手がけ、さらにはさまざまな企業のポスター、雑誌の表紙絵、挿絵、本の装幀なども制作しました。どの分野でも高い評価を得た作品の数々に、参加者からは「これもあれも宮永さんが描いたの?」と感嘆の声が聞かれました。
鑑賞後は、オブジェの制作開始です。海で拾ったビーチグラス、貝殻や流木、キャンプや河原で見つけた石や木の実など、各々の思い出がつまった自然素材がテーブルに並び、「今年の夏」をテーマに素材をボンドで付けて作品を制作しました。自分で拾ってきた材料を使用し制作することで、作品に対する想いやこだわりが強く感じられました。
この夏は思い出がいっぱい!何をつくろうかな~
あ!これ、とってもきれい!使ってみよう
豪快で大胆な作品から、繊細で可愛らしい作品、「海」や「ボート」などを自由な発想で形にした作品、「沖縄に行きたい」という願望を形にした作品などもあり、思い思いの“夏”が出来上がりました。
Vol.12 「"僕も私も有名イラストレーター"雑誌の表紙原画を描こう」
2007年12月26日(水曜日)に12回目となる子ども向け創作講座『美術館ワクワク探検』が開催されました。
2008年1月27日まで、常設展示室で開かれていました「宮永岳彦 デザインの軌跡」の展示作品の中から表紙原画に着目し、子ども達にもイラストレーターの気分で雑誌の表紙を飾るイラストレーションに挑戦してもらいました。
今回の講座にあわせて架空の出版社と子ども向けの美術雑誌を想定しました。題して「月刊ワクワク -Art Magazine for kids-」(発行:宮永美術館出版)です。
子ども達にイラストレーターになってもらい、宮永美術館出版社より各号の表紙を飾る自画像のイラストレーションを依頼しました。雑誌には毎月表紙を描いたイラストレーターの紹介記事も載せる予定です。
常設展示室で作品を鑑賞し、間近で表紙原画の描き方を探りました。その後、子ども達に発行月を決めてもらい、自己紹介のつもりで自画像を描いてもらいました。
自分の顔を鏡でよく観察してみよう、画面いっぱいおおきな絵を描こう、他の友だちより目立つ絵に仕上げよう、が条件です。個性あふれる雑誌の表紙が出来あがりました。
自分の顔はどんなかな?
僕も私も名イラストレーターだ!
2008年1月5日から10日まで市民ギャラリーで発表しました作品展では子ども達の表紙原画とともに印刷された雑誌の表紙も展示し、そちらも好評でした。
「表紙原画と印刷された表紙」
Vol.11「いろいろな素材の特徴を活かして"コラグラフ版画"に挑戦」
8月7日(火曜日)、8日(水曜日)に毎年恒例の子ども向け創作講座『美術館ワクワク探検』が開催されました。11回目となる今回は、「コラグラフ版画」です。
初めに常設展示室にて開催中の「宮永岳彦デザインの軌跡」を参加者全員で鑑賞しました。今年は、「宮永岳彦 没後20年」ということで、前回の油彩画展に続き、これまでにない規模で展示されているデザイン作品の数々を、ギャラリースタッフの解説と共に楽しみました。
鑑賞の後は、コラグラフ版画の製作開始です。「コラグラフ」という言葉は、何かを貼って表現をする"コラージュ"技法からきていると言われます。参加してくれった30人の子どもたちは、まず、さまざまな素材を厚紙にコラージュして(貼って)版を作り、思い思いの色を使って摺りまでの工程を体験しました。
上手に摺れるかな?
「これはどんな風に写るんだろう・・・」、「このザラザラはどんな感じに写るのかな」と、それぞれの素材に想像を膨らませながら版を製作している表情と、実際に自分の作品が摺り上がった時の輝くような驚きの表情が印象深い、楽しい講座となりました。
力作揃いの作品展。みんな見てくれたかな?
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