浮世絵展レポート3 2016年度~
問い合わせ番号:10010-0000-2114 登録日:2017年9月1日
企画展一覧 | 会期 |
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市所蔵浮世絵展 「江戸のにぎわい~舞と調べ」 | 2017年1月3日~15日 |
市所蔵浮世絵展 「浮世絵と江戸衣装」 | 2016年4月15日~23日 |
市所蔵浮世絵展
「江戸のにぎわい~舞と調べ」
元旦をひっそりと過ごした江戸の町は、二日、一転して賑やかになります。獅子舞いや猿回しなど、門付けの芸人が笛、鼓、太鼓、囃子の音を市中に響かせ、唄を歌い口上を述べ、舞いを舞ってその年の豊年と繁栄を祝い、芸人も町人も“めでたいめでたい”といって過ごします。
正月にはじまり、春祭りやお花見、両国の川開きや盆踊り、仲秋の名月、十一月一日の芝居正月、そして大晦日といった年中行事などが、季節のうつろいとともに続きます。
これらの特別な日には、笛、鼓、太鼓、琴、三味線、尺八などが江戸中に鳴り響き、町に華を添え、庶民の生活に活力と癒しを与えました。
本展では、正月、演芸、舞台といった優雅で華やかなハレの日や、人々が音楽に身も心もゆだねながら踊り、演奏している庶民の日常まで、様々な場面の中で親しまれた“舞踊と音楽”を書いた浮世絵作品、約40点をご紹介しました。
- 会期 2017年1月3日(火曜日)~15日(日曜日)
- 観覧者数 834人
「浮世絵と江戸衣装」
本展では、江戸庶民の着物や役者たちの舞台衣装 などに、伝統的な紋様や柄の描かれた浮世絵作品40点を展示し、ご観覧いただいた皆様に、鮮やかな色合いから垣間見える、当時の流行や美意識とともに、浮世絵の構図におけるデザイン性をお楽しみいただきました。
江戸の人々は流行に敏感で、洒落っ気をきかせることを「粋(いき)」として、当時の最先端モデルでもあった舞台役者たちが身に付けることで大流行した衣装は、老若男女問わず多くの人々を魅了し、浮世絵に表現されました。そして、日本の伝統衣装である着物には、市松(いちまつ)・縞(しま)・菱(ひし)・亀甲(きっこう)など馴染みのある紋様と柄が施され、時代に応じて変化しつつも、現代まで数多く受け継がれています。
- 会期 2016年4月15日(金曜日)~23日(土曜日)
- 観覧者数 543人
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