医療費を大切に

ジェネリック医薬品をご存知ですか？

お医者さんが処方する薬は大きく分けて二種類あります。1つは「新薬」または「先発医薬品」といい、もう1つは「ジェネリック医薬品」または、「後発医薬品」といいます。ジェネリック医薬品の薬価は、先発品の30％～80％に設定されています。

平成20年4月から全国の医療機関で処方せんの様式が変わりました。「後発医薬品への変更不可」のチェック欄に医師のサインがなければ、安価なジェネリック医薬品（後発医薬品）と同じ成分・同じ効き目で平均約半額のジェネリック医薬品に替えてもらうことで、日ごろ負担に感じていた薬代を安く抑えることができるようになりました。

増え続ける医療費が問題となっている今、低価格な「ジェネリック医薬品」は患者さんにとっても保険者にとっても必要となってきています。

これからは、患者さん自身が薬のことをよく知り、選んでいく時代です。

なお、ジェネリック医薬品の処方については、医師によく相談してください。
各公民館に「ジェネリック医薬品希望カード」を設置しておりますのでご利用ください。

日本ジェネリック製薬協会では「ジェネリック医薬品希望カード」をダウンロードすることができます。また、新薬からジェネリック医薬品に変えたときの差額計算をすることもできます。

• ジェネリック医薬品差額通知について
• 薬の講演会（講演・イベント情報）

上手なお医者さんのかかりかた

医療費は高齢化や医療技術の高度化などにより今後も増えていくことが予想されますが、私たちのちょっとした心がけで、その上昇を止めることもできるのです。

1. かかりつけの医師を持ちましょう。
2. お医者さんを信頼し、指示を守りましょう。
3. お医者さんのかけ持ちはやめましょう。
4. 薬をたくさん欲しがるのはやめましょう。
5. 定期的に健康診断を受け、病気の早期発見・早期治療を心がけましょう。

• ポリファーマシーについて
• セルフメディケーションについて

関連リンク

• 神奈川県「ご存知ですか？ジェネリック医薬品」
• 厚生労働省「後発医薬品（ジェネリック医薬品）の使用促進について」
• 日本ジェネリック製薬協会
• 日本ジェネリック医薬品・バイオシミラー学会「かんじゃさんの薬箱」