広報はだの 特集号 平成28年(2016年)10月15日発行 秦野市のごみ処理の今について ごみと資源物の収集状況  秦野市では、平成11年度に分別回収を開始し、皆様のご協力のおかげで、ごみの減量・資源化が進んできました。しかし平成27年度は、平成26年度に比べて増加に転じてしまいました。これは、分別回収が始まってから15年以上が経過し、分別に対する意識が少しずつ薄れてきているからではないでしょうか。  これからのごみ減量には、可燃ごみに含まれている「生ごみ」を減らすことや「紙・布類」等の資源物の分別徹底を図ることが、ごみの減量・資源化を進める上で、大きな課題となってきます。  そこで、皆さんにも、次のことを是非ご協力をお願いします。 分別の徹底がごみを減らします! 1.可燃ごみの約半分は生ごみです ①生ごみの発生抑制を  食材は、必要な分だけ購入し、 できるだけ調理くずを減らしましょう。 ②水切りの徹底を  水切りの徹底により、生ごみの重量は大幅に減ります。※生ごみの80%以上は水分です。 ③1日当たり50gの減量を  1世帯1日当たりの生ごみの量は約500g。皆さんの努力で各家庭50g(約お茶碗1杯分)の減量をお願いします。 各家庭で一日当たり、生ごみを50g減らすと…→年間約1,200トン削減できます。※約14日分の可燃ごみ量にあたります。 ベランダでキエーロを始めてみませんか? キエーロは、土を使用した処理箱なので、生ごみを消滅させるため、臭いも出にくく、とても使いやすいです。自分で作ることも、注文することもできます。気軽に始めてみてはいかがですか?※注文した場合、購入費の半額(上限4万円)を補助します。 2.紙類の半分以上は、資源化が可能です ①チラシ、包装紙、はがき、封筒、紙袋は資源物です。 ※はがきなどに書かれた名前や住所は、油性ペンで塗りつぶす、切り取るなど捨て方に工夫をしてください。 ②小さな紙も雑誌の間にはさんで出してください。 袋の中のほとんどが資源物(紙類)です。こうした状態で出されたものが非常に多くあります。感熱紙でなければ小さな紙も資源化可能です。 可燃ごみの中の紙類を25%減らすと…→年間1,400トン削減できます。 3.容器包装プラスチックが混ざってます 可燃ごみの中には分別して容器包装プラスチックとして資源に出せるものが混じっています。代表的なものは次のとおりです。 レジ袋 おかし等の袋 シャンプー等の容器 食品トレー、容器 発泡スチロール 4.衣類・布類が可燃ごみとして出されてます ①再度着用できる衣類・布類(汚れ、破れのないもの)は、資源物の日に出していただき、資源化にご協力ください。 ②衣類・布類は、雨に濡れてしまうとリサイクルできませんので、収集日が雨の場合は、次回に出してください。 再度使用できる衣類・布類(汚れ、破れのないもの)→資源物 汚れ、破れたもの→可燃ごみ ごみや資源物は朝8時30分までに! ごみや資源物は、朝の8時30分までにご利用のごみ収集場所に出していただくようにお願いします!また、粗大ごみを収集場所に出すことはできません。なお、ごみ収集場所の適切な利用及び管理に、ご協力をお願いします。 アパートなどの専用収集場所は、オーナーや管理会社で管理をお願いします。 裏面で、ごみ減量のために秦野市と市民が「できること」と「やっていること」を紹介します。 お問い合せ 環境資源対策課☎(82)4401