浮世絵展レポート2 2011年度~2015年度
問い合わせ番号:14867-1217-5909 登録日:2017年9月1日
名称 |
会期 |
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市所蔵浮世絵展「浮世絵に観る いのちの彩り」 |
2015年12月24日~2016年1月6日 |
秦野市制60周年記念 市所蔵浮世絵展「おめでた尽くしの浮世絵」 |
2015年1月3日-1月11日 |
2013年12月21日- 2014年1月5日 |
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2013年1月3日-14日 |
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市所蔵浮世絵展「大江戸MODE ~町人文化の華と粋~」 | 2012年1月3日-9日 |
美術館開館10周年記念 「特別展示」 |
2011年9月27日- 10月2日 |
市所蔵浮世絵展「新年を寿ぐお正月」 |
2011年1月4日-10日 |
市所蔵浮世絵展
「浮世絵に観る いのちの彩り」
2015年12月24日~2016年1月6日にかけて、秦野市所蔵浮世絵展「浮世絵に観る いのちの彩り」を開催しました。
浮世絵展の開催中に、宮永岳彦記念美術館の常設展示室の「宮永岳彦 いのちの彩り」展のテーマにちなみ、秦野市が所蔵する浮世絵作品の中から、犬・猫・馬・鈴虫・蛍などの身近な動物、名所絵や源氏絵による四季折々の植物など、人々の糧となり当時の暮らしに溶け込んでいた「いのちの彩り」を集めた作品、36点を展示しました。
観覧していただいた方からは、浮世絵の素晴らしさに感嘆したとのご感想を多くいただきました。そして、浮世絵展と常設展を相互に楽しんでいただいた方も多くいらしゃいました。
- 会期 2015年12月24日(木曜日)~2016年1月6日(水曜日)
- 観覧者数 466人
秦野市制60周年記念 「おめでた尽くしの浮世絵」
2015年1月3日~11日にかけて、秦野市所蔵浮世絵展「おめでた尽くしの浮世絵」が開催されました。
平成27年1月1日、秦野市は市制施行60周年を迎えました。
このよき日とともに新たな年を慶び、“おめでた尽くし”の浮世絵など約45点を展示しました。
正月や婚礼などのハレの日に、幸せを願い、縁起のよい動植物や文様などを衣装や飾り物として用いることは、文化として伝えられ、受け継がれ、古来より、人々は暮らしの中に日々を無事に過ごせるよう祈りを込め、福をもたらす縁起物を取り入れてきました。
長寿や繁栄を願って、初夢に見ると良いとされる「一富士、二鷹、三茄子」、松竹梅や鶴亀、七福神などは浮世絵にも多く描かれており、いつの時代も変わらない人々の願いをうかがい知ることができます。
本展では、初日の出や初もので正月を祝う「新年の寿(ことほ)ぎ」、歌川広重・葛飾北斎も描いた「富士」、花鳥画や衣装にも彩られた「吉祥文様(きっしょうもんよう)」をご覧いただくことで、秦野の益々の繁栄と幸せを願い、ともに祝賀していただけることを願い、開催しました。
観覧していただいた方からは、秦野市制60周年を祝うお言葉とともに、浮世絵の素晴らしさに感嘆したとのご感想を多くいただきました。
また、浮世絵を初めて見る方のために設置した、基礎知識コーナーもどを熱心に観覧される方が多くいらしゃいました。
- 会期 2015年1月3日(土曜日)~1月11日(日曜日)
- 観覧者数 824人
浮世絵から知ろう 歌舞伎の世界
2013年12月21日~2014年1月5日にかけて、秦野市所蔵浮世絵展「浮世絵から知ろう 歌舞伎の世界」が開催されました。
2013年4月、歌舞伎座が新しく開場され、多くの人々が関心を寄せ足を運びました。
江戸から続く歌舞伎は、庶民の最大の娯楽であり、その歴史と伝統は浮世絵の中で生き生きと彩られ、現代に伝えられています。特に役者を描いた浮世絵は安価な値段で購入できる手軽なものであり、ブロマイドとしても人気がありました。
新しい歌舞伎座の舞台には、秦野の檜が使われており、ゆかりのある秦野市所蔵の浮世絵は、寄贈していただいた大津圓子氏が、浮世絵を収集するきっかけとなった江戸歌舞伎の役者絵が多く含まれています。
本展では、歌舞伎座開場を前に亡くなった名優十二代目市川団十郎と十八代目中村勘三郎への追悼の意をこめ、歌舞伎十八番やこけら落しで上演された演目を中心に、“動く錦絵”といわれる歌舞伎に興味を持っていただけるよう、江戸に暮らす人々にとって身近な物語や和歌が描かれた作品など、46点の作品を紹介しました。
浮世絵や歌舞伎を初めて見る方のために設置した、基礎知識コーナーなどを熱心に観覧される方も多くいらしゃいました。
- 会期 2013年12月21日(土曜日)~2014年1月5日(日曜日)
- 観覧者数 557人
広重の描く東海道五十三次 ~街道を旅する~
2013 年1月3日~14日まで、市民ギャラリーにて江戸時代後期に活躍した絵師・歌川広重の作品を紹介する、秦野市所蔵浮世絵展「広重の描く東海道五十三次~街道を旅する~」が開催されました。
展示されたのは、通称「狂歌入り東海道」(絵と共に狂歌も書かれている)全56点を中心に計64点です。
浮世絵を初めて見る方のために、描かれている題材やおもな浮世絵師の名前、紙の大きさなどを知ってもらう基礎知識コーナーを熱心に観覧している方も多く、「歌川広重と安藤広重が同一人物だとわかって良かった」という声も聞かれました。
ハイキング帰りにふらりと立ち寄られたリュック姿の方も多く、新年のひととき、江戸時代の街道風景を楽しく鑑賞されているようでした。
- 会期 2013年1月3日(木曜日)~14日(月曜日・祝日)
- 観覧者数 650名
大江戸MODE ~町人文化の華と粋~
『風俗三十二相』 |
『絵兄弟忠臣蔵 十段目』 |
館内の様子 |
2012年1月3日~9日に秦野市所蔵浮世絵展「大江戸MODE ~町人文化の華と粋~」が開催されました。
本展では、独自のスタイルを築き上げた江戸時代の女性のファッションと、常に庶民の流行を先導し続けた歌舞伎役者などの着こなしを、美人画や役者絵などを中心に35点の浮世絵から紹介しました。
来館者からは、「浮世絵かファッションに目を向ける企画は面白い」、「素敵な作品を見ることができた」といった声が聞かれ、江戸時代に花開いた町人文化の「華と粋」を感じていただくことができました。
- 会期 2012年1月3日(火曜日)~9日(月曜日)
- 観覧者数 473人
新年を寿ぐお正月
『隅田川初日の図』 |
館内の様子 |
2011年1月4日~10日に秦野市所蔵浮世絵による「新年を寿ぐお正月」展が開催されました。
本展では、新春の雰囲気にふさわしい、初日の出、初夢「一富士」の富士山、初詣、芸能、正月の遊び、縁起物など、新年の行事などが描かれた作品37点の展示が行われました。
- 会期 2011年1月4日(火曜日)~10日(日曜日)
- 観覧者数 290人
開館10周年記念 「特別展示」
2011年9月27日~ 10月2日に、宮永武彦記念美術館開館10周年記念として、「特別展示」が開催されました。
本展では、 美術館の開館から現在までのポスターや美術館事業の写真の展示、また、宮永画伯の画業の中でも日本芸術印象の受賞など、社会的功績にスポットを当てた展示やアトリエの再現、在りし日の姿などを展示しました。
アトリエの再現や宮永画伯のデスマスクなど、今回初めて展示したものも多く、来場者からは「見たこともない展示が多く興味深かった」などの声が聞かれました。
- 会期 2011年1月4日(火曜日)~10日(日曜日)
- 観覧者数 193人
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