平成30年度を迎えて

　今年は春にかけて暖かい日が続き、例年に比べ桜の開花も記録的に早く、3月下旬には市内各所で見ごろを迎えました。県内一の桜並木「はだの桜みち」をはじめ、「弘法山」や「水無川緑地」など桜の名所はお花見を楽しむ人々でにぎわっています。

　さて、小中学校でも入学式が催され、いよいよ新年度がスタートしました。この季節は毎年のことではありますが、別れと出会いの季節です。長年本市の発展に尽くしてくれた職員を送り出し、将来の本市を担う新たな職員を迎え入れました。心機一転、新たな気持ちでまちづくりに臨んでまいります。

1月31日に秦野市長に就任して早くも3か月目に入ろうとしています。そして、今後4年間の任期中には、新東名高速道路の全面開通のほか、東京オリンピック・パラリンピックの開催など、本市にとっても千載一遇のチャンスを迎えます。丹沢、名水、温泉、おいしい落花生や蕎麦など多くの魅力を持つわがまち秦野の地域資源を最大限に生かし、本物の魅力づくりを進めていきたいと思います。

　今年度は、愛するふるさとを「水とみどりに育まれた都市（まち）」、「人にやさしい都市（まち）」、「元気あふれる都市（まち）」として、次の世代に引き継いでゆく第一歩です。どうぞ、市民の皆様のご支援、ご協力をよろしくお願いいたします。

平成30年4月

秦野市長　高橋　昌和