高齢者虐待の防止に向けて
問い合わせ番号:15870-2990-9206 更新日:2023年8月22日
高齢者の権利を守り、家族の負担を軽減するために、ぜひご相談ください。
高齢者虐待はどこの家族でも起こる可能性のある身近な問題です。「虐待かどうかわからないから・・・」と思わないで、「何か変だな?」と感じたら、高齢介護課高齢者支援担当または、お近くの地域高齢者支援センターにお気軽にご相談ください。
注:高齢者虐待は、高齢者を支える介護者の負担を減らし、「虐待の防止」と「保護」を目的として定められた「高齢者虐待の防止、高齢者の養護者に対する支援などに関する法律(高齢者虐待防止法)」により、禁止されています。
高齢者虐待とは
高齢者(65歳以上の人)に対する介護者による次のような行為です。
身体的虐待
暴力行為などで、身体に傷やアザ、痛みを与える行為、外部と接触させないようにする行為
【具体的な例】
- 叩く、つねる、殴る、蹴る、火傷を負わせる
- ベットに縛る、意図的に薬を過剰に与える、家屋や部屋に閉じ込める など
ネグレクト(介護・世話の放棄・放任)
介護や生活の世話を行っている家族が、介護と世話を放棄するような行為
【具体的な例】
- 髪が伸び放題、皮膚が汚れて不潔な状態
- 空腹や脱水、栄養失調の状態
- 劣悪な環境の中に放置し生活させる など
心理的虐待
高圧的な言葉や態度、無視や嫌がらせなどによって苦痛を与えるような行為
【具体的な例】
- 排泄などの失敗に対して高齢者に恥をかかせる
- 子ども扱いをする、怒鳴る、侮辱する、悪口を言う など
性的虐待
本人との合意もなく性的な行為を行ったり、強要するような行為
【具体的な例】
- 懲罰的に下半身を裸にして放置する
- キス、性器への接触、性行為の強要 など
経済的虐待
財産や金銭の無断使用や、本人が望む金銭の使用を理由なく制限するような行為
【具体的な例】
- 必要な金銭を渡さない、使わせない
- 本人の不動産、年金、預貯金などを本人の意思・利益に反して使用する など
地域の皆さんができること
日常的な声かけ
日常生活での声かけにより、高齢者の孤立を防ぎましょう。
近所の見守り
夜になっても電気がつかない、新聞が何日もたまっているなどの様子は高齢者が危険な状態にあるサインかもしれません。地域での見守りをしましょう。
相談を勧めましょう
高齢者の介護に負担を感じている人を理解し、困っていたら相談を勧め、地域の孤立を防ぎましょう。
介護を一人で抱え込まずに、ケアマネージャーやお近くの地域高齢者支援センターに相談しましょう。介護サービスを利用して、日ごろの介護負担を軽くしましょう。
「虐待かも?」と思ったら
高齢者虐待は早い時期に相談することで、サービス利用につなげたり、介護者のストレスを軽減したりして防ぐこともできます。「虐待かもしれない」など、地域で心配な高齢者や介護者がいたら、相談しましょう。相談した方のプライバシーは保護されますので、ご安心ください。
「自身が虐待を受けている」と感じている方も、一人で悩まず相談しましょう。
高齢者虐待についての相談窓口
地域高齢者支援センター
名称 | 所在地 | 電話番号 |
---|---|---|
本町地域高齢者支援センター |
本町3-9-43 |
0463-75-8907 |
南地域高齢者支援センター | 平沢1750-1(Mutumi.ケアセンター1階) |
0463-84-2250 |
東・北地域高齢者支援センター | 曽屋11(秦野伊勢原医師会内) | 0463-81-0990 |
大根地域高齢者支援センター | 下大槻173(高齢者地域交流センターぷらっと内) | 0463-76-5208 |
西地域高齢者支援センター | 並木町5-5 | 0463-73-5751 |
渋沢地域高齢者支援センター | 渋沢1124-5(常盤ハイツ101) | 0463-79-6532 |
鶴巻地域高齢者支援センター | 鶴巻北2-2-25(メプレスビル3階) | 0463-79-9040 |
高齢者支援センターの担当地区については「地域高齢者支援センターとは」のページをご覧ください。
市役所 高齢介護課高齢者支援担当
- 所在地:桜町1-3-2
- 電話番号:0463-82-7394
介護者ほっとライン(介護者電話相談)
介護で困ったり悩んだりしていることをため込まず、少しでも気持ちが軽くなるように、専門の職員が電話で介護の話をお聞きします。必要に応じて家庭訪問もします。
- 電話番号:0463-82-5617
- 毎週火曜日:午前10時から午後3時 (祝日、年末年始は休み)
このページに関する問い合わせ先
所属課室:福祉部 高齢介護課 高齢者支援担当
電話番号:0463-82-7394