飛沫感染防止用ビニールシート等を設置する場合の注意
問い合わせ番号:15912-3206-9032 登録日:2020年6月4日
過去、関西地方の商業施設において、ライターを購入した客が試しに点火したところ、シートに着火する火災が発生しました。
新型コロナウイルス感染症の飛沫感染を防ぐため、対面の窓口やレジカウンターなどに塩化ビニル素材などの「ビニールシート」を設置する場合の注意点をお伝えします。
注意点1 火気から離れた位置ですか?
ビニールシートは一般的に燃えやすい素材でできています。コンロなどの火気や発熱する照明器具等から距離や間隔をとるようにしてください。
なお、燃えにくい素材(防炎性能)のビニールシートもありますので、使用することで安全性が高まります。
注意点2 消防用設備等の障害とならない位置ですか?
自動火災報知機の感知器やスプリンクラー設備のヘッド付近にビニールシートを設置すると、火災が発生しても感知できない場合や散水障害となる場合があります。
設備から距離や間隔を開けるようにしてください。
注意点3 避難の障害とならない位置ですか?
ビニールシートの設置により、避難口や誘導灯が見えにくくなる可能性がありますので、そのような場所への設置は避けてください。
このページに関する問い合わせ先
所属課室:消防本部 予防課 予防危険物担当
電話番号:0463-81-5240