新型コロナウイルス感染防止を踏まえた風水害時避難所での過ごし方
問い合わせ番号:15928-2320-0114 更新日:2021年9月28日
これから本格的な雨のシーズンを迎えるに当たり、台風等により避難所を開設する場合は、手洗いや咳エチケットなどの基本的な感染症対策を行うとともに、人が密に集まって過ごすような空間(密閉・密集・密接)を回避しなければなりません。
避難者自身が感染しない、また感染させない気持ちを持って、避難の必要な方が感染を恐れて避難を躊躇することがないよう、避難所内での感染防止にご協力をお願いします。
避難とは「難」を「避」けることであり、安全を確保することです。
そのため、安全な場所にいる人は、避難所に行く必要はありません。
避難前の事前準備(日常・普段から取り組むこと)
自分の住んでいる場所が、危険かどうかハザードマップ等で確認しましょう。
避難所には、感染症対策物品が十分に確保できていません。マスクや体温計、ウェットテッシュなど感染防止のために必要なものは、事前に準備しておきましょう。
毎日、検温をして、自分の体調に問題がないか、確認しておきましょう。
体調がすぐれない状態が続いている方は、台風が接近する前に医療機関に受診しておきましょう。
参考 避難所に避難する際に用意しておきたい準備品(PDF/67KB)
避難所に避難する場合
市のホームページや緊急情報メールなどで、開設している避難所の情報を確認し、避難に時間のかかる方は雨風の影響の少ない時間に避難をしましょう。
食料や飲料水、常備薬に加えて、感染防止に必要となるものを持参しましょう。
避難を希望している方で、熱や咳などの症状がある場合は、避難する前に市(防災課)に相談してください。
各避難所では、体調がすぐれない方専用に避難スペースを確保していますが、数に限りがあるため、事前に相談をお願いします。
受付時:避難所での過ごし方
各避難所の受付で、全ての方を対象に検温、健康状態の確認を行い、適切な避難スペースを案内しますので、必ず職員の指示に従ってください。
受付けに避難者が密集している場合は、前の方との距離を約2メートル開けるよう協力をお願いします。
避難時に発熱や咳などの体調がすぐれない方は、列に並ばず近くの職員に声を掛けてください。
風水害避難所(各公民館)では、保健所からの指示で自宅で健康観察中の方や濃厚接触の疑いがある方は受け入れることができません。
受入れが可能な避難所を案内しますので、事前に市(防災課)にお問合せください。
公民館で受入れが難しい場合は、避難所を移動していただく場合があります。
避難所に避難する場合は、避難者カード(避難者1人につき1枚)の記載が必要です。
スムーズな受付を行うため、あらかじめ自宅で避難者カードを記入しておくと便利です。
避難所での事前準備
- 十分なスペースを確保するため、多くの避難所を確保
風水害時避難所の公民館のほか、避難者が増加した場合には、一部小・中学校を避難所として開設するほか、車中泊受入れ避難場所を開設します。
なお、開設する場合は、防災行政無線や緊急情報メール、ホームページ等で周知します。
- 避難所レイアウトの検討
避難所ごとに避難者が飛沫感染等を防止しながら十分なスペースを確保できるよう、一人当たり3平方メートルの段ボール製間仕切りの設置及び1メートル以上の通路幅を確保した避難所レイアウトを作成します。
ただし、間仕切りを設置できない場所については、避難者同士の距離を2メートル以上(最低1メートル)開けるよう周知します。
- 定期的な換気の実施
2時間ごとに約10分間の換気を徹底します。
窓等の開口部が無く、有効な換気ができない場合は、サーキュレーターや冷風機等を設置して強制的に空気の入れ替えを行います。
避難時:避難所での過ごし方
公民館の多目的スペースや小中学校等の体育館に、感染防止対策として、段ボール製の間仕切り(1人あたり約3平方メートル)を設定しますので、避難者はその範囲内で過ごしてください。
なお、間仕切りの設定がない場合は、隣の避難者と約2メートル距離をあけて避難をお願いします。
万が一、体調が悪くなった場合は、速やかに避難所の職員に申告をお願いします。
体調不良の方への対応
避難所で避難中に体調が悪くなった方は、避難所の職員に申告してください。
公民館では最大2名、その他の避難所では5人まで体調不良の方を受け入れる部屋を別に確保していますが、部屋がいっぱいの場合は、避難所を移動していただく場合もありますので、ご了承ください。
避難所内の清掃・消毒
人が多く触る部分(エレベーターのボタン、スイッチ、手すり、トイレ)は2時間ごと、汚れが確認できる場合はその都度、拭き取り消毒を行います。
手に触れる部分を少なくするため、出入口のドアはできる限り解放しておきますので、御協力をお願いします。
避難者の皆さんへお願いしたいこと
避難所内での感染拡大を防止するためには、避難所に従事する職員と避難者の皆さんが協力して避難所を運営していくことが最も重要です。
手洗いの励行やマスクの着用、一定の距離を保つなどの標準予防策に加えて、共有スペースの消毒やフロア内換気なども行わなければなりません。
避難された方は、ストレスや不安を抱えている方も多くいると思いますが、全員でこの災害を乗り越えるためにも、避難者同士で声を掛けあい、また職員と連携した避難所運営に御協力をお願いします。
避難所運営に協力いただける避難者(避難所運営サポーター)には、専用のビブスを配布しますので、職員に声を掛けてください。
サポートしていただきたい業務
- 避難所内の換気・消毒作業
- 避難者スペースの誘導
- 物資の配布補助
- 外国人等への通訳
- 避難者への情報伝達
- その他、避難所従事職員が依頼すること など
このページに関する問い合わせ先
所属課室:くらし安心部 防災課 防災担当
電話番号:0463-82-9621