令和5年度　新年度を迎えて

　ロシアによるウクライナ侵攻が始まり、1年が経過しました。平和で心豊かに暮らせる社会の実現は、いつの世も、世界の誰もが思う普遍的な願いです。私は、秦野市民憲章に掲げる「平和を愛する市民のまち」の首長として、一日も早く、ウクライナ国民が平穏な日常を取り戻すことを切に願っています。

　昨年4月の新東名高速道路の秦野区間開通は、本市にとって「新時代の幕開け」となりました。令和9年度に予定される全線開通と秦野丹沢サービスエリアの開設など、未来を見据え、自信と確信を持って、優先的に取り組んでいる「表丹沢の魅力づくり」と、「小田急線4駅周辺のにぎわい創造」の取組みを一体的に進め、全国屈指の森林観光都市の具現化に向かって、市民の皆様とともに一歩ずつ前へと歩みを踏み進めてまいります。

　”秦野は素晴らしいまち”と末永く誇れるよう、市民一人ひとりの声を大切にしながら、地域の皆様のお力も賜り、総合計画に掲げた都市像である「水とみどりに育まれ誰もが輝く暮らしよい都市」の実現を目指し、全身全霊で取り組んでまいりますので、市民の皆様のご支援、ご協力をよろしくお願いいたします。

令和5年4月

秦野市長　高橋　昌和