旧澤良商店店舗兼主屋
問い合わせ番号:17283-8740-2470 登録日:2024年10月8日
国の登録有形文化財
登録日
令和6年(2024年)3月6日
登録対象物
名称・建築年代
- 旧澤良商店店舗兼主屋(きゅうさわりょうそうてんてんぽけんおもや)
大正15年(1926年)竣工 - 旧澤良商店土蔵(きゅうさわりょうそうてんどぞう)
明治前期竣工/明治中期移築、大正後期改修
所在
秦野市本町三丁目2838
所有者
個人
特徴等
龍門寺参道入口に建つ元乾物青果商の店舗兼主屋。通りに西面する木造二階建切妻造平入銅板葺の店舗で、背面に平屋建寄棟造鉄板葺の主屋を接続しています。店舗一階は全体が土間床となっており、北西には事務所であった部屋が附属しています。この部屋はかつて神奈川中央交通株式会社の乗合自動車待合所としても使用されていました。
土蔵は店舗兼主屋の北に建ち、旧商品蔵兼家財蔵として使用されました。土蔵造二階建切妻造平入の置屋根で鉄板葺とし、片町通から妻を見ることができます。内部は一、二階とも一室で、二階東妻に窓が配置されています。
店舗兼主屋は関東大震災後、震災復興により前面の道路が拡幅された大正15年に建築され、現在でも袖蔵をもつ商家としての店構えの骨格を残しており、復興当時の歴史的景観を担う貴重な遺構です。
このページに関する問い合わせ先
所属課室:文化スポーツ部 生涯学習課 文化財・市史担当
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