姉妹都市・友好都市紹介
問い合わせ番号：10010-0000-1979 登録日：2022年3月17日
アメリカ合衆国テキサス州パサデナ市
姉妹都市は、第二次世界大戦によって荒廃したヨーロッパの都市を救おうという声がアメリカ国内に起こり、シスターシティ（姉妹都市）という名で友好関係を結び市民の手で援助と感謝の交流が行われたのが始まりといわれています。
その後、その趣旨がより幅の広い国際親善、文化交流、相互理解などに切り替えられ、欧米だけでなく、世界各都市の間で行われるようになりました。純粋な親善活動としての都市交流は、人種と国境を超えた友愛精神を育て、国際間の理解を深めています。
秦野市はアメリカ合衆国テキサス州のパサデナ市と姉妹都市の提携をしています。
パサデナ市はNASA（米国航空宇宙局）で有名なヒューストン市の南側に位置しています。人口は約15万、ヒューストン市のベットタウン的性格を備えた工業都市です。
昭和38年（1963）4月、米バプテスト教会の牧師がパサデナ市長の親書を秦野市長に伝達したことがきっかけとなり、昭和39年（1964）9月に姉妹都市の提携を議決しました。以来、市民の手によって、訪問団の相互派遣や中学生及び教職員の視察、英語指導助手の招へいなど、様々な交流が進められ、市民相互の「友情」と「理解」という無形の成果を上げています。
また、秦野市民の憩いの場であるカルチャーパーク内の一部の文化会館前から総合体育館までの間を「パサデナ通り」と名付け、その両端にそれぞれ1基ずつのストリートサインを設置しました。また、総合体育館前にも姉妹都市提携の経過を記した解説板を設置し、姉妹都市交流に対する市民の理解の促進と、パサデナ市との友好交流の永続性をアピールし、国際理解と国際協力の意識の高揚を図っています。
長野県 諏訪市
秦野市の国内姉妹都市は長野県の諏訪市です。
「国内にも友好都市が欲しい」という声が多く、市民に具体的市名をあげ問いかけた結果、諏訪市が多くの市民に支持され、昭和59年10月25日に姉妹都市提携が結ばれました。
諏訪市は本州のほぼ真ん中に位置する観光都市。霧が峰を代表とする高原、諏訪湖、温泉などに恵まれたJR中央線最大の観光地としてその名をなし、四季おりおりの大自然は人々に心の安らぎと満足を与え、年間約600万人の観光客が訪れています。
また、諏訪湖畔を中心として、高島城、北沢美術館、温泉植物園、間欠泉などの観光施設もあり、7年に1度の大祭「御柱祭」も楽しむことができます。
なお、現在、市民団体の相互訪問など活発な交流が行われています。
大韓民国京畿道坡州市（韓国）
2002年（平成14年）の日韓共催によるワールドカップを契機に、最も身近な外国となった韓国。それ以来、日本国内においては、韓国のドラマや映画などが好評を博しています。2005年（平成17年）は、日韓国交正常化40周年を記念する日韓友情年であると同時に、本市の市制施行50周年。この2重の記念の年に坡州市（パジュ市）と友好都市提携をしました。
坡州市は、ソウル特別市から北約35キロの韓国最北端の都市であり、朝鮮半島の中央部に位置しています。代表的な施設としては、韓国の最北端という位置的な特殊性から、朝鮮戦争に起因し、南北分断を象徴する板門店、統一展望台、都羅山駅、臨津閣などの統一安保施設があり、多くの観光客が訪れています。毎年11月には、ジャンダン豆（坡州市の特産物で、韓国の豆の元祖。）の収穫を祝う最大のイベント「ジャンダン豆祭」が開催されています。
また、朝鮮半島の中央部という要衝に位置していることから、三国時代から李朝に至る古朝鮮時代の寺社、史跡が数多く点在し、朝鮮半島の歴史を知る上でも重要な地でもあります。
スポーツ施設としては、サッカー国家代表トレーニングセンターがあり、約3万坪の敷地に、天然芝のグランド6面、人工芝のグランド1面、宿舎などが完備されており、サッカーのメッカとなっている地域です。
現在、相互訪問など活発な交流が行われています。
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